2006年6月1日(木)
ブラジリアで五月二十五日から二十九日まで、フェスタ・ドス・エスタードスがあった。国内十三州、国外十カ国が出展し、ピンガやサラミといった各地の特産品や伝統芸能を広報した。首都近郊の日系五団体が数年前に発足させた、ブラジル中西部日伯協会連合会(秋本満敏会長)が参加。日系コロニアの存在をアピールした。
同祭りは、今年が四十四回目。日系では特に、タグアチンガ文協が力を入れてブースを構えてきた。大使館の名で、連合会が参加するのは三回目になる。
エビ天が人気。例年長蛇の列ができるという。今年は、サンタ・カタリーナ州から四百キロを持ち込んだ。林繁前会長は「非日系人は変わったものを求めて、私たちのブースまで足を運ぶ」と話していた。
同祭りにはピアウイやパラーのほか、中国、ウルグアイなどが出展。期間中、十五万人の来場が期待されていた。