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援協巡回診療、40人診察=レジストロで活動

2006年5月30日(火)

 【レジストロ】サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)巡回診療班のバス「神内号」が、十四日早朝、当地文協(高橋国彦会長)会館に到着、診療を行った。一行は、根塚弘団長、肥田ミルトン医師、宇高ルイス医師、松永デニーゼ医師、角館メイリ医師、飯田アルツール助手の六人だった。
 根塚班長から援協の事業について説明があり、肥田医師が「よりよい生活を送るための食生活」に関して講話をおこなった。この日は「母の日」にあたり、出足が心配されたが、四十人が診察を受け、喜んでいた。
 根塚班長はまた、援協の巡回診療の概況を述べた。これによれば、巡回診療班は一年中ほとんど週末を中心にサンパウロ州、リオ州、ミナス州、南マ州の町まちを巡回している。その距離二万キロ。ブラジル、パラグアイの国境の町はじめ、各地で年一回の巡回を待ち焦がれている人たちがいるという。(金子国栄さん通信)