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伯代表、スイスで合宿=サッカーW杯=6月3日まで滞在

2006年5月24日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】サッカーのワールドカップに出場するブラジル代表は二十二日、合宿先のスイスのヴェッギスス市に到着した。六月三日まで同市のパーク・ヴェッギス・ホテルに滞在し、合宿練習を行う。
 一行はチューリッヒ空港に到着、機体に横づけしたバスに乗り込んでホテル入りした。空港にはスイスで居住している約二〇〇人のブラジル人サポーターが出迎えたが、顔を見せぬまま立ち去ったため、サポーターらは怒りをあらわにしていた。
 ホテルでは厳しい警備体制が敷かれ、付近は立入禁止となったことで出迎えはなかった。わずかに子供らがブラジル国旗を手にバスの選手らに手を振っていた。
 ホテル内は報道もシャットアウトされ不評を買った。ブラジルのテレビ局グローボが唯一ホテルの出入を許された。ブラジル・サッカー連盟(CBF)の決定だという。
 代表は二十四日午後から市内スタジアムで練習を開始する。