2006年5月11日(木)
[ロンドリーナ]ブラジル・パークゴルフ(PG)協会(小森敏夫会長)主催、アセルPG支部後援により、去る四月九日、アセルのコース(36ホール)で、谷川悟さん夫妻を日本から迎え、第三回記念PG大会が催された。谷川さんは第五十回パウリスタ・スポーツ賞受賞者。カストロ、クリチーバ、カルロポリス、アサイ、アセル、グラシオーザ支部から百十一人の参加があり、盛会だった。
午前九時、古賀アセル支部長が開会宣言、谷川さん(PG国際指導員)から、新ルールについて説明があり、九時半、競技を開始した。
コースは、距離は短いが、地勢が変化に富んでおり、コースに慣れている人が有利に思われた。ホールインワンが十八個も記録され、レベルが向上していることが証明された。高齢競技者は男性青木敏夫さん(84)、女性戸田しず子さん(84)。青木さんはホールインワンを出した。一年半ぶり参加の谷川さんは十一位だった。
成績は、団体戦一位アセル、二位カストロ、三位グラシオーザ、男子(六九歳まで)一位武富オスカル、二位蓼沼敬次郎、三位平間靖旺、同(七〇歳以上)一位森田貢、二位奥田無名二、三位小山田照好、女性(六四歳まで)一位西村照子、二位蓼沼、三位辻口アデライデ、同(六五歳以上)一位森山和子、二位森田ちえか、三位武富和枝。
入賞者発表前、小森会長が谷川さん夫妻のPG普及への貢献を評価し、パウリスタ・スポーツ賞受賞を称えた。谷川さんは「ブラジルPG協会の推薦でパウリスタ賞を受賞できたのは光栄。今回の参加でみなさんのレベルが向上しているのに驚き、感心した。今後も無理をしないで楽しみながら続けて下さい」と述べた。
平間靖旺協会顧問の閉会挨拶があり、競技者たちは五月二十一日の第四回全伯大会(カルロポリス)での再会を約した。