2006年5月11日(木)
デカセギ斡旋業者によれば、地方のプロモトーラに支払う、紹介料の相場が一人千ドル~千二百ドルになったそうだ。ついこの前までは八百ドルだった。日本での就労希望者が減少気味である上、業者の数が多いためだとみられる。デカセギ経験者は、業者を通さないで直接、雇用主と交渉することも。斡旋業者の実態をつかむのは困難だ。競争が激しいのは確か。
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心筋梗塞(こうそく)と脳梗塞にかかったことがあり、糖尿病と高血圧に悩んでいる日本人男性(七十代)。主治医から以前、アルコールは絶対にダメだと言われ、禁酒生活を始めた。その結果、食欲が大きく落ちた。「酒を断つことで、逆に健康を損なうことになっているのでは」と突っ込んだところ、「そうかもしれない」と主治医。結局、赤ワインにだけOKが出た。好きなものを止めるのは、やはり健康に良くない?
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サンジョゼ・ドス・カンポス市で行われた百周年協会の創立総会には、サンパウロの百周年祭典協会から地方説明会も兼ねた総勢九人が出席。説明会もこれからは二部隊に分け、活発化していく考えだという。毎週のように出掛けている田中委員長いわく「まあ研修ですな」。地方の動きが出てきたこともあり、いい形でサンパウロとの相乗効果を期待したいもの。