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チエテバスTの人気上昇=飛行機利用客も取り込む=サンパウロ市

2006年5月5日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】チエテ・バスターミナルが整備改修されたことで快適な雰囲気となり、利用客の人気が急上昇、飛行機利用客を取り込んでいる。
 広いスペースにショッピングセンターも併設、市内有名店が七四軒も出店したことで、ショッピングと旅行が同時にできることも好評となっている。また飛行場にはタクシーの便しかないが、バスターミナルはメトロで乗り入れ可能な気軽さも利点となっている。これまで飛行機利用の常連だった富裕階級、いわゆるAクラスの人々もバス利用に切り換えつつある。
 コンゴーニャス空港は常にゴッタ返し、待合スペースの座席も不足している有様で、機内も狭い通路と身を縮めての座席に対し、バスは寝台なりセミ寝台で足を伸ばして行けることで、時間が少々かかっても楽だとの気運が広がっている。コンゴーニャス空港の場合、利用客は一日四万六七〇〇人で、商店は一一店、食品店が六に対し、チエテは六万人が利用、商店は七四、食品店が一九となっている。

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