2006年4月28日(金)
[既報関連]修養団少年少女キャンプ講習会が、二十一日から三日間、ダルマ植民地(モジ)石橋稔花苗園で行われた。日本から特別講師として武田数宏関西会館館長が参加、講演して指導した。参加した少年少女は百二十人。武田講師は「みなさん、元気で、純粋だ、という印象を受けた」と感想を述べた。さらに、「リーダーたちは自身の時間を無くしてまで、キャンプを成功させようと、一所懸命つとめており、感銘を受けた」と称えた。
武田講師は、日本における少年少女たちの指導運動の基礎的なことについて、「小さいことの積み重ねだ」とした。例えば、日常のあいさつは「当たり前」で「いいこと」であることは、こどもたちに問えば、たいてい知っている。そのことをじっくり徹底させ、広めていくのだという。
日本の各都道府県ではブラジルと同様、夏季キャンプがある。一般対象である。キャンプの意義を口コミで知り、参加者は少なくない。そのキャンプ出身者が、何年か経て、学校の教師になっているという。ひと味もふた味も違った教師であり、関係者から高い評価を受けている、と武田講師は嬉しげだった。
今週末、北パラナの講習会に参加し、来月始め離伯する。