2006年4月14日(金)
【既報】恒例修養団少年少女キャンプ講習会が、二十一日から三日間、ダルマ植民地(モジ)の石橋稔花苗園で行われる。日本から講師として武田数宏・日本修養団講師が特別参加する。武田講師は、「今をいきいき」「思いやりの心」「素直な心のあり方」「あなたと私で共に育つ」などのテーマで話をするという。
桜井仁ブラジル修養団連合会会長、蓮沼芙美雄同総務によれば、今回のキャンプは、参加が七歳から十六歳までの百二十人に限定される。近年、非日系人の数も次第に増えてきた。日本語学校から申し込みを受けている。
キャンプ地の石橋花苗園は、過去三十年、〃修養の場〃として親しまれ、実績をあげてきた。今年から二百人あまり収容可能なサロン・デ・フェスタ(22×22メートル)を建設したが、キャンプを効率よく運営するため、参加を百二十人にした、といっている。今回、石橋さんは三十年の功績が評価され、表彰を受ける。
キャンプのプログラムは、折り紙、レクレーション、ゲーム、お話し、歌、キャンドル・サービスなど。講師は下本八郎さん、安楽光男さん、大浦文雄さん、蓮沼芙美雄さん、坂野聖剛さんら。
来伯する特別講師の武田さんは四十八歳。現在(財)修養団講師、伊勢青少年研修センター所長代行、関西会館館長。三日間、キャンプを指導したあと、二十五日午後八時から愛媛県人会館で講演、二十九日と三十日はマリンガで行われるパラナ州リーダー研修会を指導する。五月四日ダラス経由帰国の予定。