日系社会ニュース
サンパウロ市=武装アパート強盗続発=総領事館が注意喚起
2006年4月12日(水)
三月下旬から四月にかけて、市内の高級住宅地をねらう武装アパート強盗が四件連続して発生した。
事件は三月十九日にモエマ区で、その後二十九日(ジャルジンパウリスタ区)、三十日(イタイン・ビビ区)、四月一日に再びモエマ区で立て続けに発生。
武装した十人前後の強盗団は、住民になりすましたり、届け物をするふりなどをして敷地内に侵入。門番などを拘束後、外出、帰宅する住民を襲いそれぞれの部屋から金品を強奪した。
発生時刻は、モエマ区の二件とも午前六時四十分ごろで、他の二件は夕方六時半ごろ。
被害に遭った地区は邦人も多く居住する地域。総領事館では、「外出時や帰宅前、帰宅時の安全確認」「部屋で異常に気が付いたら、入口の施錠を確認して寝室等へ避難後、警察に連絡する」「被害に遭ったら抵抗しない」などの防犯対策を挙げ注意を呼びかけている。