2006年4月8日(土)
『ブラジル日系文学』第二十二号が発行された。第二十三回武本文学賞特集である。入賞は短歌部門「父の挽歌」(渡辺光)と俳句部門「春夏秋冬」(片山司蘭)。小説、翻訳、随筆、川柳、詩の各部門には入賞作品はなく、それぞれ佳作作品が掲載されている。ほかに連載・ブラジル文学『パンを分かち合う』(Cリスペクトル作、小高利根子訳)など。
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俳誌『親睦』(四月号)が発行された。扉「一句集」から「ふと妻が語る昔や夜の秋」(まさかず)、「思い出をほぐらせ独り夜の秋」(美恵)、「選句と感想」から浅海喜世子選「妻が手に晩夏の針の光なく」(東陸)、平田一耕選「子等集い話はずむや晩夏光」(とよき)、ほか。