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バスと貨物列車が衝突=乗客8人死亡、32人負傷=セアラ州
2006年3月28日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】セアラ州ソブラル市(州都フォルタレーザ市から二三〇キロ)で二十四日午後十時半、スクールバスが踏切で貨物列車と衝突し、バスの乗客八人が死亡、三十二人が負傷する事故が発生した。うち五人は重傷で集中治療室に収容されているが命が危ぶまれている。
警察では事故の原因を調査中だが、バスの運転手が踏切での一時停止を怠ったとみられている。
事故現場は警報もない無人踏切で、バスは衝突と同時に横転し列車に引きずられた。ガソリンが洩れて引火の危険があったため消防が出動、付近を封鎖して立入禁止とした。バスは大破したため車内の救助は困難を極めた。バスは労働者も利用するため満員の状態で、警察では死亡者の身許の確認を急いでいる。