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PUC、無期限スト入りか=教授らの大量解雇に学生が反発

2006年3月16日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】サンパウロ・カトリック大学(PUC・SP)の職員と学生は十四日、臨時集会を開き十五日から無期限ストに突入することを決議した。ただ、教授らの出席が少なかったことから、出席を促して十五日に確認の意味で再度集会を開くことになった。
 同大学は経営難に陥ったことで再建への道として教授陣や職員の大量解雇を通告、これにより学生が反発したもの。スト支持者らは学園内での集会で気勢をあげ、逆に反対者らは外部で抗議デモを繰り広げるコントラストを見せた。
 同大学総長は急きょブラジリアに飛び、教育省に再建のための予算交付の陳情を行っている。