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東西南北

2006年3月14日(火)

 ジェフェルソン元下議は、口座開示が許可されていたら、オカモトSebrae総裁はルーラ大統領のフィアッチ・エウバになっていたと述べた。同総裁の口座はシーソーパズルの失われたパズルで、このパズルでシーソーは完成するはずだったと訴えた。フィアッチ・エウバは、コーロル元大統領の大統領時代、政府機構に汚職システムを構築した黒幕PC・ファリア氏への関与を証明した、証拠物件の車である。大統領が出血多量で貧血を起こすと思ったのは、野党の誤算だと皮肉った。
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 連邦会計院(TCU)が二〇〇二年から〇五年までのフルナス電力公団と委託企業との契約を調査したところ、一〇三〇万レアルに上る不正支出を確認した。入札と契約をめぐる不正行為で、トレド元技術部長の息子二人が私腹を肥やしていたという。
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 サンパウロ州プライア・グランデ市で八日未明、男性(52)が体の九〇%にやけどを負って死亡、警察は被害者と議論の最中に火をつけた疑いで双子の兄弟を逮捕した。アルコールを足に塗る習慣のあった被害者が吸っていたたばこの火が引火したと兄弟は容疑を否定。
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 性犯罪を働き七年前に刑務所で服役(禁固十九年)を始めた四十歳の男性が、関係者の協力を得て、ソロカバ市の刑務所内で冷蔵庫に貼り付けるアクセサリーを製造するビジネスを立ち上げた。所内では百五十八人の服役者が生産に携わり、一カ月に百万個を出荷している。「従業員」は最低賃金を貰えた上、三日の労働で刑期が一日短縮されるメリットがある。男性は出所後も近くに住み、刑務所に通って経営を続けるとはりきっている。