2006年3月9日(木)
ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は五月に実施する「第二十五回ふるさと巡り」の参加者募集をはじめた。
今回はサンパウロ州に次いで日系人の多いパラナ州へ三泊六日の旅行。これまで二度同州に行ったがロンドリーナ中心だった。
今回は初めてパラナグアまで足をのばす。同地は最初のパラナ州移民が入ったところで、来年には開拓神社を建てようという計画もあるという。
期間は五月四日から九日まで。初日はクリチーバのニッサン自動車工場やオランダ人植民地の見学、クリチーバ日伯協会で慰霊法要を行う。
二日目にはモレッテスまでリトリーナと呼ばれる汽車で下り、バスでアントニーナに行き、マタラーゾの製粉工場があった周辺も散策する。
三日目には、カストロのオランダ人植民地を訪問し、同日伯会と交歓昼食会を行い、ヴィラ・ヴェーリャ国立公園の見学、カルローポリス文化協会との交歓夕食会という日程になっている。
県連関係者は「初めての方もベテランの方も楽しめる旅行となっているので、ぜひ参加を」と呼びかけている。費用は一人六百九十レアル(現金一括の場合)。申し込みはグローバル旅行社(11・3341・2577)まで。