今、多くのブラジル人の間で厚底サンダルが愛用されている。
日本で約八年前、背が高くなる、足が長く見えると、厚底が人気だった。
「サンダルの底が低いとばい菌が足に浸透してくる気がする」と、道の生ごみや犬の糞を避けながらさっそうと歩く日系人の友人は言う。
先日サンバの練習をスニーカーを履いて見に行くと、床にこぼれたビールでスニーカーはビショビショ。道の水溜りに足をはめてしまい、またビショビショ。
ブラジルでは、足元の汚れとサンダルの高さが比例しているのか。
道が悪く坂道の多いサンパウロで、高いサンダルを履いている人が転ぶ姿を見かけないことも不思議である。
今後、厚底サンダルだけにとどまらず、厚底スニーカーも流行するのではないだろうか。 (ゆ)
06/03/07