2006年2月25日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ州で二十三日、アルコール燃料配給会社が政府のアルコール不足への対策に抗議して配給を停止するため、カーニバル期間中は燃料不足になるとの噂が流れ、一時的に業界は騒然となった。配給会社は噂を否定し、従来通り供給を続行することを明らかにした。
噂の出所はソロカバ市のガソリンスタンドで、ペトロブラスの配給会社に配給を申し入れた所、断られたことから尾ヒレがついて噂が広まった。
政府がガソリンへの混合率をこれまでの二五%から二〇%へと規制したことで、精製会社が抗議のために取った措置と、まことしやかに伝わった。さらに政府がリットル当り〇・一〇レアルの値上げを許容したが、配給会社がこれを不満とした措置とも伝えられた。関係各社はいずれも関連を否定した。
当のガソリンスタンドは配給会社と何らかのトラブルがあったとみられている。