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大耳小耳

2006年2月22日(水)

 援協巡回診療班がこのほど、バストス方面を回ってきた。今回は雨天にやられた。舗装されておらず、ぬかるんだ道を走った。それでも会場には多くの受診者が訪れ、日系人医師の日本語による診察を心待ちにしていたそうだ。巡回班は医師の不足や予算の減額に悩んでいる。戦前の旧同仁会から続くこの事業、できることなら切りたくない。
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 沖縄県人会が現在、会員名簿の改訂版作成を進めている。前回の名簿が作られたのは九五年。〇三年の総会で改訂を決議し各支部長に要請したが、住所や電話コードの変更が続いたため現在に至っていた。四十四支部、約三千人の名前や住所、世代や出身地の訂正確認。二、三世になると父母の出身地の確認も楽ではない。会では八月をめどに各支部での確認を終え、新名簿作成に取りかかる予定。「百周年事業の一環として取り組みたい。ぜひとも立派なものに」と協力を呼びかけている。
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 ブラジル日本文化協会事務局はカルナヴァルに伴い、二十五日から二十八日まで休業となり、三月一日は午後一時からの営業となる。なお、同日に予定されている水曜シネマは通常通り十二時半からの上映。