「県連はたいへんだね」。取材先で近頃そんな声を聞く。フェスティバル会計に端を発したドタバタの影響か、最近では代表者会議そのものもおかしくなってきた。
執行部の提案、反対意見、そして先送り。数年前に傍聴していたころも、「議論百出、何も決まらない」ことが度々あったが、それでも今よりは「何かを決めよう」という雰囲気があった。
先週の臨時代表者会。執行部が賛同を求める案件に対して「承認するのは総会」と突っぱねる出席者。結局個別案件のための会合を開く話まで出てくる。では何のために代表者が平日の午後に集まるのか。会議の開催方法を含め、見直す時期にきているのではないか。
出席したある県人会長は声を荒げた。「前に進むように考えてやっていこうという気持ちが抜けているんじゃないか」。記者には自然な言葉に聞こえたのだが。(ま)
06/02/08