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東西南北

2006年1月20日(金)

 袋小路の私有化から広範囲の区画まで私有化を認める法令原案が、議会に上程中。宅地造成地や市街の一区画を道路の舗装や公有地管理、付帯設備、ごみ回収などの公共サービスも含めてそのまま、私有化を認め住民が責任を持って管理する。従来にも似たようなコンドミニアムはあったが、市が一部公共サービスを負担した。法令は地方自治体の経費負担軽減のため、全てを住民に一任し私有財産と見なす。悪くいえば、スラム街のゲットー化だという。
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 コスタ・エ・シウヴァ高架道(ミニョコン)の解体は、〇九年以後の次期市政に委ねるとセーラ市長がもらした。同高架道を解体する場合、フランシスコ・マタラゾ大通りとサンタイザベル通り間が部分的に除かれ、アマラウ・グルジェル通りからラジアウ・レステに抜ける部分は幹線道路であり保存される模様。セーラ市長はサンパウロ市創立記念日の二十五日、ミニョコンの美化に関する提案を一般公募する考えだ。
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 サントスを中心とする海浜行楽地では、次々新しい遊戯が生まれている。ミニゴルフや氷上スケート、人工波乗り、バンギー・トランポリン、映画撮影所、ソープ・サッカーなど。バンギー・トランポリンは、体をゴムひもで結びバネ付きマットの上で飛び跳ねる。人工波乗りは、人工ロデイオを改造したもので、サーフの上で体のバランスを取る遊戯。どれも年齢制限がなく、体格の大小に無関係なのが好評である。子供の間で人気を呼んでいるのは、ソープ・サッカーだ。
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 市は十八日、クラコランジアと呼ばれる地域の不動産について文化遺産として残す建物と解体する建物の調査を始めた。同地域は麻薬密売や風紀営業の根城となっていたことで、多くのスナックやホテルが営業停止となり、十万五千平方メートルが公有地として接収された。不動産七百五十戸は、保存度がよく営業用として活用される。壁や屋根が、落ちかかっているものも多い。セー区役所は同地域が、サンパウロ市中心部の美化で悩みの種であったという。