2006年1月12日(木)
老ク連の会報『ブラジル老壮の友』一月号は、巻頭で昨年の同連合会の年末寄付を総括。本紙でも既報のように、二十七クラブから寄せられた一万八十四レアルを十団体に贈っている。プ・アルボレ老壮会の場合、会員約四十人が八十歳前後という高齢者なのに、千レアルも寄付した。例会のたびに、一人二レアルを計画的に〃積み立てて〃いたという。年末寄付を計画的に準備するのは、老人クラブでないとやらない。
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サンパウロ市東部にある文協が、〇五年度の会計報告を作成している。どうも収支計算が合わない。年間予算は約一万五千レアルで、目立った活動は行っていないそうだ。現会長が調査したところ、前任者の時代に杜撰な運営をしており、約五千レアルが使途不明になっていた。役員らが私用に使ったらしい。前副会長が自らの非を認めて、持ち出した約二千五百レアルを返還した。現会長は前会長を追及し、事実関係をはっきりさせたいという。
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県連は新年のあいさつ状を日本全国に郵送した。その数は三百通に上った。今年は創立四十周年の節目。また、日本移民百周年の二〇〇八年には各県の主要都市でブラジルの国情や日本移民の歴史などについて紹介する「ブラジル展」の開催を予定している。関係者筋は「新しい交流の窓口をさらに探していきたい」と話している。