2006年1月11日(水)
リオのカーニバル・パレードを観覧する入場券の発売が十日、電話で受け付けを開始した。リオは二月二十六日と二十七日の二日間で、一般席は一万四千六百五十人分ある。価格は一般席十レアル、特別席百十から二百九十レアル、観光客用特別席五百レアル、四人用ボックス席千百レアル、六人用ボックス席三千から六千三百レアル。サンパウロ市は二十四日と二十五日で、インターネットまたはオラーヴォ・フォントウラ大通り、一二〇九番で販売。価格は一般席四十から八十レアル、観光客用特別席九十レアル、VIP用個人席九百二十四レアル、十人用ボックス席八千六百四十から一万三千八百レアル、二十五人用ボックス席一万七千五百二十から二万五千八百レアルという。
◎
サンパウロ市郊外のパレリェイロス区で、小学校の休暇を利用した少年向けゴルフ教室がサンパウロ市の企画で行われ三十九人が参加した。子供間にも似た遊戯があり、ルールも単純なので飲み込みが早い。少年らは精神集中の如何で容易に習得できると楽しんでいた。最近、精神集中を特に要求されるゴルフ習得希望者が増えている。ゴルフは有産階級か東洋人のスポーツと思われたが、健康とビジネスを兼ねた娯楽として注目を浴び始めた。
◎
サンパウロ市は墓地の管理民営化を検討している。墓地管理の委託を受ける企業は資金をつぎ込み、墓地をジョッキングなどの公園に改造し、市民の利用を呼びかける。欧米では墓地が公園に改造され、市民憩いの場となっている。死者にまつわる暗いイメージやこだわりはないようだ。サンパウロ市で墓地を公園にしても、奇妙に思うのは始めだけと市はいう。むしろサンパウロ市の墓地は、アイルトン・セナの墓所や有名人の墓所など観光名所にもなると期待している。故人の遺徳を偲んで、世界から参詣人が墓参りに押し寄せることも想像される。