2005年12月27日(火)
リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)が主催する年末恒例のもちつきが今年も三十一日、リベルダーデ広場で行なわれる。
十俵のもち米を、サンパウロ総領事館の代表やブラジル人議員らがつく。同協会の演芸婦人部がその場でこね、六千袋の紅白もちを用意し、無料配布する。
午前九時から。もちつき終了後は同協会でお雑煮が振る舞われる。
同会の池崎博文会長と網野弥太郎評議委員長は「腕に力のある方、希望者はもちつきに参加して」と来場を呼びかける。
既に三十年以上続く伝統の行事。「サンパウロ総領事館が初めてもち米を寄付してくれたのでうれしい」と、池崎会長は喜ぶ。
また、杵四本をこのたび寄贈したミナス州在住の井上凱弘(よしひろ)さんに対し感謝状を贈る予定だ。
当日広場には南米大神宮が茅野の輪を設置する。輪をくぐると無病息災でいられるという由来がある。
もち米を寄贈した団体個人は次の通り。
聖総領事館、文協、援協、県連、西本願寺、レジストロ文協、南米大神宮、日本カントリー、ブラジル鍼灸学校(CBA)、カステラ印、柳生のりおさん(レジストロ市)。
このほか、金沢製菓が下準備に協力。東山農場とさくら醤油が日本酒を寄付。