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東西南北

2005年12月17日(土)

 来年一月以降、所得税税率は七%調整される見通しとなった。免税対象額は現行の一一六四レアル以下から一二四五レアル以下へ、税率一五%は二三二六レアル以下から二四八九レアル以下へと引き上げられる。最高税率は二七・五%。
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 携帯電話会社のTIMとClaroはサンパウロ州で一レアルの携帯電話の販売を開始。電話は後払い方式で、最低月額三五レアルのセールを年内続けるという。三五レアルで約三十分通話可能。また電信庁は十五日、来年から前払い方式の固定電話契約を承認。基本料金は一六・五〇レアルで通話分は別払い。一般(後払い)の固定電話の基本料金は三八・一三レアルだが、来年からは二〇〇分の通話分が含まれる。
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 米国コロラド州デンバーで子守りの仕事をしていたブラジル人留学生のアナさん(24)が十三日未明、子守り先の家で元恋人のチェコ人(22)に殺害された。男は事件当日、ドアの窓を破ってアナさんの部屋に侵入、枕で口をふさぎ刺し殺した。殺害後、朝になって男は警察に電話し逮捕された。
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 ドイツの食品会社ラプンゼルが「ラパドゥラ」をドイツと米国に商標登録し、同社の自然食品「黒砂糖」の商品名とした。これでさとうきびの搾り汁を煮詰めたブラジルの粗糖をラパドゥラの名称で欧米へ輸出する場合、同社へロイヤリティを払うことになった。他に同社は「フェイジョアーダ」や「スッコ」も商標登録を申請。まだ未申請だが、チョコレートの商品名サンバもある。ブラジル人に親しまれたラパドゥラの名称が使えないと、可愛い女房を借金の証文に取られたようで寂しい。