2005年12月15日(木)
上院経済委員会は十三日、マルタ前サンパウロ市長が公共イルミネーション計画への融資の際に財政責任法を違反したとする報告書を検察庁に送ることを承認。しかし、送付には本会議の承認が必要。
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サンパウロ市議会は十三日、来年以降ゴミ税の徴収終了を定めた条例案を第一次表決で承認した。未納分はそれ以降も徴収される。電気のない通り沿いの住民から街灯税を徴収することも同案は禁じている。同案は十五日の第二次表決の後、市長の裁可待ちとなる。
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先月二十四日にサンパウロ市の画廊から近代画家ポルチナーリの作品「網で埋葬を用意して」を強奪した男(32)が市警に逮捕され、同作品はコチア市の廃屋で発見された。評価額二五〇万レアルの作品は十二日にタボン・ダ・セーラ市の公園で、二万レアルで売却されるところだった。
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連邦警察は十三日、リオ州アライアル・ド・カーボ市で連邦警察やインターポールへの就職をあっせんすると持ちかけ、三〇〇〇から七〇〇〇レアルをだまし取っていた容疑で女性(57)を逮捕した。容疑者の自宅からは偽造した警察手帳や被害者十五人の書類が見つかっている。
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サンパウロ市は〇六年下半期、中心街に二四〇万レアルを投じて監視カメラ三十五台を設置する。カメラは三六〇度の全方位回転式で、一千メートルまで細部を読み取る。ビルの屋上に設置するなら、多くの市街や通りが映し出される。