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東本願寺の浦部師渡伯50年=記念報恩講、信徒ら祝う

2005年12月10日(土)

 南米別院東本願寺の浦部玄さん(78、真宗大谷派南米開教監督)の渡伯五十周年記念式典が、去る十一月二十七日午前十時から同寺院で開催され、集まった大勢の人に対して報恩講が行われた。
 日本の本山からは感謝状が贈られた。また、護持会の安田泰弘会長からは記念品が贈呈された。野村アウレリオ市会議員もかけつけ、浦部さんの功績を称えた。
 浦部さんは熊本県出身。上塚周平とは山一つ隔てたところで生まれた。はじめは寺もなかったが、一九七四年に「日本文化普及に努めよう」とリベイロン・プレット市内にある東北南米本願寺の建設に尽力した。現在はリンスをはじめ二十九支部八十人の信徒がいる。