日鉄住金ステンレス鋼管で働いていたデカセギの一人を、鹿田正人さんは直接尋ねた。すると「どんな企業よりも待遇が良かったと彼は言っていた。部屋もきれいで過ごしやすく、これ以上ない快適な労働環境が用意されたと手放しに喜んでいた。これほど感謝される馬場さんに何とか協力したいと思った」と語った。確かに馬場さんほどデカセギに感謝する日本企業(元)社長は珍しいだろう。それにしても、デカセギのおかげで救われた会社は実はたくさんあるのでは。もっとも、デカセギ仕事のおかげで救われた日系人はもっと多い?!
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12日に行われた裏千家の初釜新年会。正座席で出席者が居心地悪そうに足を動かしている様子を見かね、急遽椅子が用意され会場から笑いが起こった。日系人とはいえ、西洋生活様式に慣れると正座は苦しい。そこで足に負担が少ない楽な正座の仕方を調べてみると、「足首で円を作って、その中にお尻を収めるように座る」「指先を座布団の端に寄せる」「左右の親指を重ね、時々上下を入れ替える」などいくつか裏技があるよう。それらもこうした機会に伝授してみては?
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日系人が多い群馬県大泉町にある「川目法律事務所」が今年4月から、ポ語ができる事務員を置き、ブラジル人の相談に常時対応できる態勢を整える。読売新聞ウェブ版が報じた。生活上のトラブルを解消したり、ブラジル企業の進出などを法律面から後押ししたりする狙いがあるという。昨年12月から週1回のペースで始まった無料法律相談会には、過去3回で10数件の問い合わせがあるなど、需要の高さが伺えるよう。今までなかったことが不思議なくらいだが、永住を決めたブラジル人の一助になれば。
大耳小耳
ニッケイ新聞 2014年1月15日