2005年12月06日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】プロサッカーのブラジル選手権の最終戦が四日に各地で行われた結果、サンパウロ市のコリンチアンスが勝ち点で勝り、六年ぶり四度目の優勝を飾った。コリンチアンスはアウェイとなるゴイアニア市でゴイアスと対戦、三対二で敗れはしたものの、二位のインテルナシオナル(ボルト・アレグレ市)も敗れたため、勝点八十一対七十八で優勝をものにした。
コリンチアンスの優勝は九〇年、九八年、九九年に次ぐ四度目、ブラジル選手権は各州選手権、南米地区選手権と並ぶ三大イベントだが、今年は主審の八百長試合が発覚して十一試合が無効となり、再試合になるなど波乱に富んだ。このためインテルナシオナルは十一試合は有効だと主張、これにより勝点七十八対七十七で優勝が覆るとしてポルトアレグレ市地裁が決定したことを公表した。
これにより順位は三位がゴイアス、四位がパルメイラスで、ここまでが来年度のリベルタドーレス杯出場権利を得た。以下フルミネンセ、アトレチコ(パラナ)、パラナ、クルゼイロ、ボタフォゴ、サントスサンパウロの順でここまでが南米選手権に出場する。