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大耳小耳

2005年12月03日(土)

 国連を支援する目的で、世界平和連合が九月十二日にニューヨークで設立され、ブラジル支部の発会式が十二日にサンパウロ市内である。同連合の基盤になっているのは、超宗教超国家世界平和連合。各国で平和大使を任命しており、ブラジル代表は救仁郷靖憲元下院議員だ。両連合とも宗教団体を土台に組織され、サッカーチームの買収や農場の買い占めなどで勢力は拡大してきている。そう言えば来年は選挙の年だが、救仁郷元下議の出方が気になるところ。
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 リビア系子孫は今年、移住百二十五周年を祝っている。祖国以外で最大の六百万人の子孫がサンパウロ州を中心に、政財界などで大活躍しているのは周知の通り。それを記念した、初めての一般向け写真展が一日から、サンパウロ市のセ広場111番のカイシャ・クルトゥラウで始まった。ドン・ペドロ二世の招待により一八八〇年に初上陸し、以来、ブラジル社会の屋台骨を作ってきた。同時に、ベイルート再建、祖国の切手や通貨、歴史の展示もあるそう。午前九時から午後九時まで。無料。月曜閉館。
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 暑い夏のクリスマス。商店の宣伝を行うサンタクロース役を日系人がつとめている可能性は少ない。というのは、北パ、ロンドリーナの場合、サンタクロースに臨時雇用される人たちの競争率は百倍と高い。恰幅(かっぷく)がよくて、体重は八十キロ以上、いつも子供たちに愛想がよくて朗らかなことが条件とか。日系人の八十キロ以上は少なくないとは思われるが…。さて、かんじんの月給は六百レアル。
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 広島で起きた女児殺害事件に続き、茨城でも行方不明の小学生が遺体で発見された。二人とも、被害にあったのは学校からの帰宅途中。「ブラジルでは親が子供を学校まで送り迎えするでしょう。昔はヘンだなと思ったけど、ああいうニュースを見るとそれが正しいような気もしますね」と、ある県人会関係者。