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高校生の頃から日本移民に興味=聖総領事館に着任した楠氏

2005年11月29日(火)

 サンパウロ総領事館の新しい政務担当領事としてこのほど、楠彰(くすのき・あきら)領事が着任した。
 楠領事は上智大学でポルトガル語を学び、外務省入省後はエクアドル、ニカラグアなど主にスペイン語圏の国で勤務。本省の経済協力局在勤中はアフガニスタン復興支援関連の仕事にも携わった。二〇〇三年からリオ総領事館広報センター所長として勤務した後、先週サンパウロに着任した。
 高校生のころにブラジル日本移民の歴史を描いたドキュメンタリー番組を見て感銘を受け、ブラジル日系社会へ興味を抱いたという楠領事。最大の日系社会を抱えるサンパウロへの着任に「自分がそこ(番組)で描かれた場所にいて、百周年という節目に立ち会えることをうれしく思います」と感慨を表わす。
 「まだ一週間ですが、ブラジル日系社会の懐に飛び込む気持ちで仕事をしたい」と抱負を語った。




 

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