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南部4州と日本=経済関係強化へ=10日、セミナー

2005年11月9日(水)

 「CODESUL・日本経済セミナー」が十日、クリチーバ市のパラナ州産業センター講堂(Av.Comendador Franco,1341)で開かれる。
 パラナ州など南部の四州によるCODESUL(南部諸州開発委員会)と日本政府機関、日系企業関係者が一堂に会し、南部四州の経済活動の紹介、日伯経済の課題について意見を交換する。
 日本側の主な出席者は、堀村隆彦ブラジリア大使、萩生田浩次クリチーバ総領事など政府関係者、JICA、JBIC、JETROの所長、日系企業代表など。ブラジル側からはパラナ州のロベルト・レキオン知事ほか、マットグロッソ・ド・スル、サンタ・カタリーナ、リオグランデ・ド・スルの各州知事、産業関係者が出席する予定だ。
 当日は午前九時に開会。午前中は「CODESULからの報告」。各州からの報告のほか、工・農・商の各産業分野について講演する。
 午後二時からは「日本とのビジネスの鍵」。資金協力、貿易、技術協力、今後の日伯経済関係などをテーマに日本側出席者が講演。三時二十分から「CODESULと日本の新ビジネス」。地球温暖化対策、エタノールの日本進出などがテーマとなる。
 それぞれ質疑応答の時間が設けられ、最後に取りまとめを行なう。午後五時に閉会予定。