ホーム | 日系社会ニュース | 賞品を引き渡す=リッファで借金完済=北海道協会

賞品を引き渡す=リッファで借金完済=北海道協会

2005年11月5日(土)

 会館建設用地購入のためにペニャ製紙から借り受けた金額の残額四万五千ドルを九月末に返済した北海道協会(大橋皖吾会長)は十月二十九日、完済のテコとなったリッファ(協力券)の賞品引渡し式を同会館(ヴィラ・マリアーナ区)で行った。
 一位当選は、販売した四百冊(一冊二十枚、二百レアル)のうち六十冊を購入した同協会のロンドリーナ支部(沼田信一支部長)。
 「神様は見ていてくれました」と拍手を贈られ、賞品のサンパウロ―北海道往復チケットの目録を受け取った沼田さん。「自分たちが協力しなければと思った」と話した。
 二位と三位は青年部ひぐま会の会員の中から出た。
 大橋会長は「来年からは軽い協会になります。協力ありがとうございました」とあいさつ。用意された料理を囲んで祝杯をあげた。
 同協会関係者らは、「今年からは顔を上げて歩ける」「忘年会が楽しみだ」と晴れ晴れとした笑顔を見せていた。

image_print