2005年10月29日(土)
日伯経済関係強化のため十七日から二十二日まで来伯していた保坂三蔵・経済産業副大臣の歓迎夕食会が二十日午後七時半からレストラン新鳥で盛大に行われた。ニッケイ新聞社の高木ラウル社長が発起人となり、各日系団体、企業の代表者らが会場に訪れた。
「こんなに多くの日本人、日系人が存在する国は他にない。非常に大事な関係であるが、日本の経済低迷などで関係が少し希薄になっていた。でもそれだけが原因ではなく、日本国民の気持ちもそうであると思う。今回の来伯がきっかけでもっと繋がりを大切にしていきたい」と話し、感謝の辞を述べた。また、ウィリアム・ウーサンパウロ市議から記念品が手渡された。
その後、広瀬一郎キョウワ社長が「立教大学卒業生で政治家は初めて。将来にも期待しています」と同大学の先輩として挨拶し、乾杯の音頭をとった。
保坂副大臣は会場に訪れた人々と移民百周年に向けて雑談を楽しんでいる様子だった。