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カロン文協婦人部が寄付=1万4千レを援協施設に

2005年10月27日(木)

 ビラカロン文化体育協会婦人部(立山道子部長)は二十日、サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)と傘下の施設に計一万四千レアルを寄付した。今年が三十八年目。寄付金は九月十日に開いたバザーの売上金の一部。贈呈式が同日午前十時から、文協ビル五階の援協会議室で開かれた。酒井会長、和井武一名誉会長、各施設の代表を含め約七人が集まった。
 婦人部を代表して贈呈式に出席したのは立山部長、河野八重子前部長、坂田ミチ文協副会長、安部チユエ同副会長の四人。
 援協理事でもある立山部長が「厳しい経営環境のなかで、各施設は施設の運営に苦労していると聞いています。わずかですが寄付金を渡したい」と挨拶した。
 各施設の代表者が寄付金を受け取った後、酒井会長が「わざわざここまできて寄付していだだきありがとうございます。いただいた寄付金は、援協各施設の、特に入居費の援助を受けている高齢者のために有効に活用させていただきます」と謝辞を述べた。
 カロン文協婦人部への謝礼として援協巡回診療班は十一月十日午前八時から、同文協で地区住民を対象に血圧、血糖値の測定など無料の健康診断を実施する。
 寄付を受けたのは援協本部が四千レアル、サントス厚生ホーム、カンポスさくらホーム、やすらぎホーム、スザノ・イッペランジアホーム、あけぼのホーム、社会活動部奄美事業所が総額一万レアル。