2005年10月20日(木)
【既報関連】サンパウロ相撲愛好会(佐藤博孝会長)は、十六日にサントス厚生ホーム(斉藤伸一ホーム長)を慰問した。選手約四十人がデモンストレーションや大会形式での立ち合いを披露。酒井清一サンパウロ日伯援護協会会長、菊池義治同副会長も相撲を観戦した。午後からは土俵祭りも行われ、同ホーム入居者は楽しい一日を過ごした。
特設土俵設置には一週間前から準備に取り掛かった。土はペルイーベから運び、一日がかりでつくられた。また、土俵俵をスポンジにするなどの工夫もした。
ちゃんこ鍋は老人向けに薄味に調理され、入居者はそれを食べながら喜んで相撲を観戦した。
斉藤ホーム長は「特別に土俵をつくってもらって皆喜んでいて良かった」。選手らも「おじいちゃんたちに喜んでもらったから来た甲斐があった」と満足気な様子で話していた。