東西南北

　１０日朝、サンパウロ市南部グラジャウーの空き地で、５１歳の女性のバラバラ死体の一部が入ったゴミ袋が発見された。現場に向った軍警は近隣住民らから得た情報を基に、現場から３００メートルほど離れたところに住んでいる１７歳の学生を逮捕した。少年は麻薬に酔っており、殺されたのは彼の母親だった。少年の自供によると、この日の未明、自分の部屋にいた１５歳の恋人を母親が追い返そうとしたために逆上して殺し、恋人も加勢したという。近隣住民の話では、この少年は数カ月前から、コカインを買うのを認めない母親に対し、暴力行為に及んでいたという。どこでこうなってしまったのか。
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　１０日、サンパウロ市北部ヴィラ・メデイロスのローランド・ガロス大通りにあるヴィゾン・ダ・アギア教会の前で、礼拝を終えて出てきたばかりの信者１５人が猛スピードで走ってきた車に撥ねられた。その中には生後５カ月の赤ちゃんを含む７人の子供がおり、うち３歳のカウアン・カストロ・ダ・シウヴァ君はクリニカス病院で肝臓摘出手術を受けるほどの重傷。牧師のワシントン・ピロラ氏も（３１）も頭蓋骨骨折の重傷でサンタカーザ病院に入院中だ。車内にいた３人組は下車して現在も逃走中だ。
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　きょう１２日、ブラジリア時間の１６時３０分から、サッカーの親善試合、ブラジル対トルコの試合が行なわれる。注目は今回はじめてネイマールと２トップを組むルイス・アドリアーノ（シャフタル・ドネツク）だ。現在開催中の欧州チャンピオン・リーグでは２試合で８得点も決め、一躍注目の存在となっている。