【第４４回ニッケイ・ゴルフ選手権】「目指せ！　全伯日系王者」＝振興、親睦、交流で重要＝ＰＬゴルフクラブで今週末

近沢理事長

　ブラジル日系ゴルフ連盟（近沢宗貴理事長）主催の『第４４回ブラジル日系ゴルフ選手権大会』が１５、１６の両日、アルジャー市のＰＬゴルフクラブ（Av. PL do Brasil, s/ n）を舞台に繰り広げられる。ニッケイ新聞社、ＰＬゴルフクラブ、アルジャーゴルフクラブ、パウリスタ・ゴルフ連盟、ブラジル日系シニア・ゴルフ連盟、在聖日本国総領事館、ブラジル日本文化福祉協会の後援。

　３６ホールの合計スコアで勝敗を競うストロークプレー方式。サンパウロ州中心にベレン、マナウス、リオ、パラナ、南大河各州から約２００人がエントリーした。年齢、レベル別に分かれて大使杯、総領事杯、文協杯など各種優勝杯を争う。
　「日系ゴルフ業界の振興、各地方との親睦、技術交流という目的において重要な大会です」と語る近沢理事長は、「日系王者という名誉に向け、各クラブで練習してきた成果を発揮しようと、素晴らしい選手たちが集まりました」と熱戦の展開を予想する。
　今年で４４回目を数える伝統ある同大会からは、数人のプロも輩出した。同競技は２０１６年リオ五輪にも１１２年ぶりに採用された。世界ランキングによる選手選考となるため、出場資格は公式ツアーに参戦するプロ選手のみだが、地元開催の五輪だけに、日系ゴルフ業界からも盛り上がりを期待する声が挙がっている。