2005年9月23日(金)
奈良県人会(今西ラウル勝治会長)は、来る十月一日午後五時半から、メモリアル・デ・イミグランテ(モオカの州立移民博物館、旧移民収容所)で、創立四十五周年記念式典と展示会「ふるさと奈良の魅力展」「在伯奈良県民の古い生活用具展」を行う。母県から中山悟・奈良県文化国際課長(知事代理)、新谷紘市・奈良県議会議員(訪伯団団長)、井上源一・奈良県日系人ふるさと親善協会会長ら十六人が、祭典に参加する。
梅崎嘉明県人会名誉会長、池本舜一・同元副会長の案内によると、展示会陳列品の主なものは、知事の写真入り挨拶パネル、奈良県の位置パネル、奈良の歴史文化・自然の写真作品、児童絵画、奈良の四季などの観光ポスター、万葉日本画の絵葉書パネル。作品、ポスター総数は九十五枚である。
梅崎さんらは「古都奈良の魅力を堪能していただきたい」と一般にも案内している。展示会は、式典終了後も行われ、十二月三日まで。その後、サンパウロ市以外でも巡回展示されるという。