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「心の歌」収益を=援協などに寄付

2005年9月13日(火)

 八月二十一日に文協大講堂で開催され、感動の嵐を呼んだチャリティーコンサート「日本人の心の歌」。その協力券やDVD・ビデオの販売による純益金がこのたび集計され、六日、援護協会(酒井清一会長)とコチア農業教育・技術振興財団(花田ルイス会長)に寄付された。
 実行委員の道みどりさんは「とにかくお年よりに喜んでもらう一心でやっている。感想の手紙やファックスをいただいて感激した」と述べた。
 また『荒城の月』歌った阿部洋子さんは、「舞台から見てくれている方一人一人に向かって歌ったんですよ。これからも続けていきたい」と意気込みを語った。
 実行委員会では早くも来年のチャリティーコンサートに向け、テーマを考え始めている。「今年は戦後六十年だったので戦争を軸にしたが、みなさんの声を聞きたいので要望があったらお願いします」と道さん。
 ショーのDVDとビデオは継続して販売中。いずれも八十レアル。詳細はニッケイ新聞11・3208・3977(ヘジーナ)まで。