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功績大きい山梨県人=移住100年=親睦会50年=知事迎え資料展開く

2005年9月2日(金)

 ペルーペルーの山梨県人移住百周年と山梨親睦会(清水達也会長)創立五十周年を受け、八月十八日から二十九日までリマ市の日秘文化会館で「山梨県人ペルー移住百周年記念資料展」が行われた。
 山本栄彦知事夫妻や清水武則県議会議長ら母県からも慶祝団が訪れ見学。期間中、延べ約千五百人の来場者があった。関係者によると、その半数以上は非日系人だったという。
 リマ市在住の山梨県出身者の協力でそれぞれの持っているものを集めた展示品は、書類、写真、蓄音機、鍋、雛人形などさまざま。 山梨県人会・親睦会の歴代会長や、同県からの移住者第一号、故堀内伝重氏の写真が飾られたほか、国内の県系人データのパネルが設置され、充実した資料展となった。
 元同親睦会長の奥山輝男さんは「現在、県系人は千九百人近く、五世までいる。移住者の中で活躍した人もたくさんいます」と語っていた。
 ペルーでは来年沖縄県人移住百周年も控えている。