2005年9月2日(金)
サンパウロ総領事館の公館投票が好調だ。初日は二時間待ちの混雑に不満の声も挙がったが、二日目は待ち時間もほとんどなく、総領事館を訪れた人たちは順調に投票を済ませた。同館によれば、午後四時現在で五百四十二人が投票。残り二日、このペースで投票が進めば前回選挙の投票数を越えることも期待される。
三十一日にはじまった衆院選の公館投票。サンパウロ総領事館では初日、受付開始前から長い列ができた。同館の集計によれば、初日投票に足を運んだ人は五百七十五人。グアタパラやマリリア、カンピーナスなど、遠方から投票に訪れた人もいた。
初日の混乱を受けて総領事館では、投票終了後に会議を開いて対応策を協議。二日目以降に備えた。
二日目は、受付開始時間に六十人程度の列ができたものの、待ち時間は午前中でも長くて四十分程度。午前十一時ごろからは列もなくなり、待ち時間はほとんどなし。訪れた人たちは順調に投票を済ませた。
この日はモジ・ダス・クルーゼス市からバス一台で投票に来た人たちもあった。
来場者の一人が医師の診察を受けたが問題はなく、無事に投票を済ませたという。