2005年8月17日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ十六日】社会保障院(INSS)の職員の七十三日間にわたるストが終局を迎え、十七日から職務が再開することになった。社会保障省が十四日に発表したものだが、職員労組は同省提示の妥協案を受け入れるかどうか不透明だとの立場を強調している。労組は一八%の昇給を要求してきたが、同省は七%を提示、これを妥協の最終案として職場復帰を促した。
長期間のストにより六十五万件に及ぶ案件が未処理になっていることから、同院では業務正常化までに向こう六十日間はかかるとみている。それを踏まえて十七日からの受付時間を正常化するまで通常より二時間延長して、月曜から金曜まで午前八時から午後四時までとする。さらに土曜日も特別に受付を行う(二十日、二十七日、九月三日の三日間、午前八時から正午まで)ことにした。さらにこの期間は緊急でない場合は来院を避けるよう呼びかけている。