2005年8月12日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙七月三十一日】サンパウロ州の人口四千万人目となる赤ちゃんが三十日午前一時五分サンパウロ市内ビラ・クレメンチナ区のアンパロ産婦人科病院で産ぶ声をあげた。
同市内イタイン・パウリスタ区在住の二十七歳の夫婦の長男で体重三九五〇キロ、体長四九センチで母子とも健康。四千万人目のパウリスタっ子の誕生を待ちわびていたアウキミンサンパウロ州知事も早速病院を訪れ、アルツールと命名された赤ちゃんに認知証と、衛生道具一式、産着などが贈られた。
ブラジル地理統計院によると、四千万人に到達したサンパウロ州は、他州より倍以上の人口となった。第二位のミナス州が一千九百万人、以下順にリオデジャネイロ州が一千五百四十万人、バイーア州が一千三百八十万人となっている。サンパウロ州では平均一分間に一・一八人、一時間に七十一人、一日に千七百六人が誕生している。