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ボリビア最高勲章受章=サンファン=日ボ協会の日比野会長

2005年8月12日(金)

 [既報関連]ボリビアのサンファン移住地入植五十周年記念行事の一環で、去る七月二十一日、サンファン公民館で、日比野正靭サンファン日本ボリビア協会会長への「コンドル・デ・ロス・アンデス」の叙勲式が行われた。同勲章はボリビア国最高勲章。日比野さんの五十年間にわたる移住地およびボリビア国への貢献がボリビア政府に高く評価された結果である。
 叙勲式典は、ルベン・ダリオ・クエリャル・サンタクルス県知事の出席を得て始まった。授章に至る経過がファン・カルロス・エイサギレ外務省担当官によって説明された。授章理由は「移住地が、五十年の間にボリビア社会へ貢献した、文化交流、技術、経済の発展、そして組織性、計画、実践に対する功績として授ける」。フェルナンド・カレドロン政府儀典大使が勲章を日ボ協会の旗に授け、勲記を日比野会長に渡した。
 これを受けて、日比野会長は「受章は、われわれ移住者、および家族には大きな喜び。栄誉は、今までの努力を認めていただき、地域、県、さらには国の発展につながるさらなる努力への期待を込めて贈っていただいた、と重く受け止めている」と述べた。
 在サンタクルス領事事務所の中須参事官、ボリビア日系協会連合会の根間会長、サンファン市長代理のフィルベルト・モンタニャ市の祝辞が披露された。今回の授章の功労者である田中清彦ラパス日本人会長(サンファン出身者)に盛大な拍手が贈られ、式典は終了した。
 五十周年記念行事は、去る七月二十六日、サンファン市の市制記念式典が、アルカディア主催により中央プラサで行われ、来る二十日はメインの入植五十周年記念式典、二十一日サンファン祭(運動会、展示会、盆踊り)、二十七日記念パークゴルフ大会と続く。