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上田領事が帰国=後任に土井領事=聖総領事館

2005年8月11日(木)

 サンパウロ総領事館経済班の上田達生領事がこのほど帰国することが決まり、八日、後任の土肥克己領事とともに本紙を訪れた。
 上田領事は厚生労働省からの出向で二〇〇二年六月に着任。経済担当領事として、日本政府の草の根資金協力や在伯日系企業を担当してきた。
 「ブラジルは経済も上向いてきて、これから期待できると思います」と語る上田領事。在任中に印象深かった出来事としては、昨年九月の小泉総理来伯を挙げた。「現地スタッフとして働いて、非常にいい経験ができました」と振り返る。
 後任の土肥領事は同じく厚生労働省からの派遣。四日に着任したばかりという土肥領事は、「サンパウロは日系人が多く特殊なところだと思います。そういうところを大事にして仕事をしていきたい」と抱負を語った。