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イビラプエラ公園の桜、週末満開へ=日本館でも見ごろに

2005年8月3日(水)

 今年もサンパウロ市のイビラプエラ公園で桜を楽しむ季節が到来した。六日~七日の週末にはほぼ満開になりそうだ、と七月三十一日に公園を訪れた読者から連絡があった。
 同公園での桜は、日本館の庭と移民先没者慰霊碑の横と池に面した遊歩道の並びに植えられている。遊歩道の並びに育っている桜は約百本で、サンパウロ市と大阪市の姉妹都市提携三十周年を記念して植えられたもの(本紙・二〇〇〇年九月十五日報道)。桜の専門家の一人である沖眞一さん(広島県、東京農大卒)の支援を受けながら、オイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)とリベルダーデ歩こう友の会(細川晃央代表)の有志らが精魂込めて、毎週のように管理してきたもので、今年で五年目だ。
 七月三十一日には相対的に三分から四分咲きだったので、今週末にはほぼ満開に近い桜を満喫できそうだ。サンパウロ市中心部に桜の名所が着実に実現しつつある。