2005年7月26日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】PTのスキャンダルの渦中人物、ミナス・ジェライス州で広告代理店を経営するヴァレーリオ氏の元秘書で、同氏の不正を告発し「時の人」として話題をさらったフェルナンダ・カリーナさん(32)がプレイボーイ誌にヌードモデルとして登場することになった。
カリーナさんの弁護士が明らかにしたもので、モデル料は二〇〇万レアル、近日中に契約する模様。スキャンダル告発の真意が取沙汰されていたが、カリーナさんが来年の下議選挙に出馬する意向を発表したことで、関係者は納得した。今回のモデル出演はその選挙費用の捻出のためだという。
同弁護士は、告発によってPTをつぶした女性として国際的にも知名度が高まり、ヌードは評判を呼ぶこと受け合いだとし、スローガンは「汚職の前にヌード」と冗談めかして笑う。今のところ所属政党は決まっておらず、ブラジル社会民主党(PSDB)と話し合ったが、党のイメージにそぐわないとして断られた由。彼女は汚職をなくし、教育、保健衛生の改善に向けて〝裸〟で体当たりするとの公約を用意しているとか。八歳の娘と散歩中ということで彼女の談話は取れなかったが、商店の支配人をしている夫は、妻がヌードになることに賛成している。