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「祐見ちゃんはすごい」〃応援団〃歓迎会で盛上がる

2005年7月21日(木)

 第八回日本祭り(フェスティバル・ド・ジャポン)でのステージ出場をはじめ、南米公演をするために先ごろ来伯した歌手の井上祐見さん。十五日午後七時から、公演協力者の一人であるダイドーエンタプライズの園田昭憲さん主催の歓迎会が「ぶえの」で行われた。
 「祐見ちゃんは歌うとすごいね。本当に観客と気持ちが通じてる」。園田さんは、井上さんが愛知県の出身ということでサンパウロ市在住の同県出身者十一名を集めて会を開いた。「夢を持った若い人にチャンスを与えたい」と、去年から協力している。今回も全公演協力という形で井上さんを応援する。
 また、パラグアイに住んでいる弟の八郎さんも公演協力をするという。
 五年前、愛知県人会での公演を観てファンになったという平野都貴代さんは「若いのに上手だと思う」と話す。また、「同じ愛知県人ということで応援にかけつけました」と、平松幸夫さんが乾杯の音頭をとった。参加者は、井上さんを囲み「万博には行ったのか」など、地元の話で盛り上がった。
 マネージャーの中島年張さんは「井上はすごい人見知りだけど、今日はリラックスしてよく話してる。私も楽しく過ごせました」と感想を述べた。
 井上さんは「愛知の人がこんなに集まるのは久しぶりで楽しかった。同県人というだけで嬉しい」と笑顔で話した。また、会の途中にはデビュー曲の「青春譜」を披露。参加者とともに踊り、楽しんだ。