7月20日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】仙台市で行われた女子バレー世界グランプリ大会でブラジル代表は十八日、決勝でイタリアに三対二セットで競り勝ち優勝した。八勝一敗の成績で予選から決勝リーグに進出したブラジルは、中国に一敗したのみで四勝を挙げ、勝点九で優勝した。二位はイタリア、中国、キューバが勝点八で並んだ。日本とオランダは勝点六だった。
ブラジル代表はアテネ・オリンピック代表の二選手を残すのみで、あとは若手メンバーで挑み、新世代パワーがチームを世界の頂点に引き上げた。グランプリ大会では九四、九六、九八、二〇〇四年に次いで五度目の優勝となった。この新メンバーは〇三年に結成され、これまでに国際大会八試合に出場し、六大会を制している。先に世界リーグ大会で優勝した男子代表チームとともにアベック代表として注目されている。