7月16日(土)
アマゾン開拓に尽力した「コンデ・コマ」こと前田光世(一八七八―一九四一年)を学校のシンボルにと、青森県の弘前市立船沢中学校(百九人、三戸建次校長)がマナウス市のプロフェソーラ・ジョセフィーナ・デ・メロ学校(三浦春寿校長)と交流を進めている。コンデ・コマは同県船沢地区出身。十五日付け東奥日報によれば、昨年十月、ブラジル青森県人会五十周年記念式典に合わせて現地に赴いた三戸校長が、在マナウス県人会の懇親会で偶然、三浦校長から交流を呼びかけられた実現した。日本で格闘技ブームの現在、コンデ・コマはもっと知られてもいいだろう。
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十五日午後三時ごろ、リベルダーデ区で火事騒ぎ。エステダンテ街を下って、コンセリェイロ・フルタード街を超えて五十メートル先の右側にあるモニース・デ・アラゴン街の民家約二軒が全焼した。真昼間にも関わらず、近隣の庶民の火事場見物で周辺はごった返していた。戦前戦中までは日本人もたくさん住んでいた地域だが、現在は〃コルチッソ〃という貧民地区。エステダンテ街の同フルタード街より下は路上に塀が数カ所築かれ車両進入禁止。まあ、あまり夜通りたくない地区だが。
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十五日午前九時前、ブラジル日本語センター入り口で職員が強盗に遭い、自家用車を奪われた。出勤時に車から降りたところを襲われ、周囲の人通りは少なかった。内部には侵入せず、そのまま逃走。職員に、けがは無かった模様だ。正面入り口は二重ドア。夜間に不審人物が入るとブザーが鳴って、夜警が五分以内に駆けつけることになっている。駐車場で襲われるとは、思ってもみなかった。防犯対策に、何か良い知恵ありませんか?