7月14日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】百八十四カ国の昨年度国内総生産(GDP)に基づく世界経済ランキングでブラジルは十四位に位置し、一昨年の十五位からワンランクの格上げとなった。
世銀(IBRD)が毎年恒例のランク付けを行ったもので、ブラジルは六〇四八億五五〇〇ドルだった。トップは経済大国アメリカで、一一兆六〇〇〇億ドルとダントツ。二位は日本の四兆六〇〇〇億ドル。以下順にドイツ(二兆七〇〇〇億ドル)、イギリス(二兆一〇〇〇億ドル)、フランス(二兆ドル)、イタリア(一兆六〇〇〇億ドル)、中国(同)、スペイン(九〇〇〇億ドル)、カナダ(同)、インド(六〇〇〇億ドル)、韓国(同)、メキシコ(同)、オーストラリア(同)、ブラジル(同)、ロシア(同)となった。
注目されるのが中国とインドの成長で、インドはベストテン入りを果した。スペインもカナダと入れ替わって八位に食い込んだ。メキシコは一昨年の十位から十二位へと下げた。ラテンアメリカ圏内ではアルゼンチンが三十五位、ベネズエラが三十八位、コロンビアが四十三位、チリが四十五位、ペルーが五十二位、エクアドルが六十三位となった。